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旅行の心得

第20回 七福神に夢を…… 【七福神をコンプリートする喜び】 不用品回収、粗大ゴミ、粗大ごみ  年のはじめに欠かせない開運行事が、七福神めぐりです。元日から、7つの寺社に詣でることで、今年1年も乗り切れそうな底力がわいてきます。七福神歴は今年で6〜7年になりますが、その間、致命的なことも起こらず厄年をクリアできたので、七福神の霊験を実感しています(一回はじめてしまうと、やめたらバチが当たりそうでやめられません……)。 沖縄旅行  七福神の信仰は歴史が古く、鎌倉時代に端を発します。まず、日本の神様である恵比寿(えびす)神の信仰が起こり、続いてインドからやってきた大黒天(だいこくてん)、弁財天(べんざいてん)が信仰されるようになり、室町時代には毘沙門天(びしゃもんてん)、中国から渡来した布袋尊(ほていそん)、福禄寿(ふくろくじゅ)、寿老人(じゅろうじん)がそれに加わりました。七福神として人々の信奉を集めるようになり、江戸時代後半には観光とお参りを兼ねた「七福神詣で」が日本各地で流行したそうです。七福神は、当時、遊園地みたいな一大レジャー産業だったのかもしれません。寺社参りが庶民の楽しみなんて、日本人も昔は善良だったんですね……。 札幌 ビジネスホテル 七福神の道程の途中に停められていたベンツ。他にもタクシーで乗り付けている人がいました。歩くと全長3キロ強のコースですが、はとバスや車で回る人も多いです。   都内には40ヵ所以上の七福神があり、下町だけでも浅草七福神、谷中七福神、隅田川七福神、柴又七福神、深川七福神、亀戸七福神など……。最初どれを選んでいいかわからず、何ヵ所か行ってみましたが、結局隅田川七福神に落ちつきました。その理由は、御分体をコレクションする楽しさです。他の七福神は、回った証明となるのは、ご朱印やスタンプくらいですが、隅田川七福神は、大黒天や恵比寿神のミニチュアのご御分体(300円)を七福神ぶん買い集め、最後に陶器の舟(1000円)に乗せることで、コンプリートできた達成感に浸れます。 高速バス、夜行バス 【ベンツにみる、七福神めぐりの効用】 横浜マンション  ということで、2008年も開運招福を祈念して元日の午前中に隅田川七福神に赴きました。今まで川上の多聞寺(たもんじ)から回っていましたが、江戸時代は、海から宝船が上が上がったという伝説にちなみ、川下の三囲(みめぐり)神社から川上へとさかのぼってお参りをする人が多かったというのを知り、今年は川下から……。サケのように川の流れにさかのぼって行くことで、さらなる運気UPが期待できます。 埼玉 一戸建て  最初の三囲神社では、去年の舟と御分体を返却します。ここで祀(まつ)られている大黒天と恵比寿神にお参りして、御分体を新たに購入しました。 結婚式演出、結婚式サプライズ  幸先良く、次の弘福寺に行く途中、ベンツ2台が停まっているのを見かけました。もしかしたら、この車の持ち主は、七福神に毎年お参りしていたから金運がアップして、ベンツを買える身分になれたのかもしれません。ほのかな期待がわいてきました(といっても路駐ですけど……)。  弘福寺で布袋尊、長命寺で弁財天にお参り。お正月には皆神社の方に行くからか、お寺はすいていてスムーズに参拝できます。お寺なのに、たまに二礼二拍手一礼しそうになりますが……。神社もそんなに混んではいません。見ていると、地元の人(生粋の江戸っ子)はせっかちで、列ができていると「今日はやめよう」と帰ってしまうからでしょうか。今まで気付かなかったのですが、この神社には、風邪よけの神様も祀られているのを発見。まだ受けていなかったインフルエンザ予防接種のかわりにお参りしました。 【七福神めぐりに、神様が試練を……】  やや離れた場所にある「向島百花園」には福禄寿が祀られています。風情のある庭園で、甘酒も売られています。入り口のところには、きびだんごの屋台も出ていて、魅惑的なきなこの香りが漂います。 咳の翁媼尊(じじばばそん)と呼ばれ、風邪に霊験あらたかとされる石像。弘福寺にて発見しました。拝んだ数日後、風邪の人とカラオケマイクを共有したけれどうつりませんでした。  下町の七福神のいいところは、各所に甘味処があるところ。例えば、長命寺のとなりには桜もちが名物のお店が、そして近くには言問団子の店もあります。向島百花園の近くにも、栗むしようかんの店があったり、他にも、まんじゅう、せんべいなど、全部立ち寄っていたらキリがなく、日が暮れて寺社の門が閉まってしまいます。これらのお店は神様に与えられた試練とすら思えてきます。  今回はストイックに甘味の店には一切立ち寄らず、飲まず食わずで七福神を回りました。隅田川七福神は向島が中心なのですが、この街にひっそりと佇む料亭を横目に、甘味よりも、いつか料亭に行ける身分になりたいと大望を抱いてしまいました。ベンツ、料亭など、高級な物が目に入ってきて、元日から野望が奮い立たせられるのも七福神効果かもしれません。   そして2006年春、TBSの『金曜日のスマたちへ』という番組のディレクターから出演依頼がきました。 「やっと時機が来た!」  そう考えた私は、番組で“気づき”について話したいとお願いしました。ディレクターはテレビでどのように“気づき”を表現し、視聴者に理解してもらおうかと、ずい分悩んだようです。しかし、苦労の末、ようやくプロデューサーのOKが出て、“気づき”の企画を形にしてくれたのです。私は本当に、この出会いに感謝の気持ちでいっぱいでした。  しかし正直なところ、オンエアされることに不安がないといえば嘘になります。(『金スマ』に)出るべきではないとか、笑い者にさらされるとか、もちろん善意なのでしょうが、多くの方から様々に意見をされました。相当数の電話もかかってきました。  車を運転している最中、私は神に尋ねました。 「私がテレビに出るのは、そんなにいけないことなのでしょうか?」  すると神は、このように答えました。 『正直なプロデューサーである。テレビでは普通にして自分の考えを述べてみよ。素晴らしいものができるであろう』  実際にプロデューサーとお会いして、神の言葉どおり「誰が何と言ってもこの方は信頼できる人だ」と確信しました。  ようやく、二十数年の念願をかなえる時機がやってきたのです。「人を救いたい」という強い思いの中、いつにもなく緊張した収録となりました。  そして2007年、約1年を経て、ついに『金スマ』がオンエアされました。いつも以上に視聴率が高かったそうです。相談者からは予約の電話が鳴りっぱなしで、対応に困るほどの反響でした。女性週刊誌でも取り上げられることが増え、同年、初の書籍『「気づき」の幸せ』(小学館)が世に出たのです。 <つづく> >>第9回は8月4日公開! 問題が深刻にならないために、意識しなければならない“カルマ”とは……? 【第7回】前向きな“気づき” 〜神からのあたたかい励まし〜 落ち込んでいた私を、神が優しく励ましました。 “気づき”をたくさんの人々に広めるため、 「本にしなければいけない!」と決心しました。 『お前はなにも悪いことをしていないではないか。  一生懸命頑張って人を救ったではないか。  しっかりとお前の心を見ていたぞ……』 「今の声は?」と、我に返って窓の外を見ると、小雨がおだやかに降っていました。すっかりうなだれていた私を諭(さと)すように、神は優しい口調で語りかけたのです。 『たった今から、お前は、いかなる人物が来ても、何とも思わなくなるぞ。  人と会うのも嫌でなくなるぞ。胸を張って元気で頑張れるようになるから、  安心するが良い……』  なんということでしょうか! その言葉を聞いた瞬間、私の心はガラリと変わりました。相談者と会うのがおっくうではなくなっていたのです! 今までの気持ちはどこへやら、あれほど打ちひしがれていた心が、前向きに変わっていました。 「よし……!」  心の底に、力強いものを感じていました。





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